行政院農業委員会が発行する今年の果物カレンダーの第四弾は枇杷です。春の到来と共に枇杷も出回るため、『春天礼(春のおくりもの)』とも呼ばれています。枇杷にはビタミンCやβ-カロテンが含まれています。漢方医学では、「肺を潤す」、「咳止めに役立つ」、「のどの渇きを解消する」などの効果があるとされ、健康に良さそうな果物です。新型コロナウイルス感染症が世界的に猛威を振るっている中、免疫力を高めるには、枇杷を召し上がるといいかもしれません。
台湾の枇杷の収穫期は3月から4月までです。この時期、果物市場では旬の果物が少ないため、枇杷は早春の果物として特に注目を集めています。台湾の枇杷の産地は、台湾北西部の苗栗、北東部の宜蘭、中部の台中、南投、南東部の台東に集中しています。その中でも台中市の新社と太平区の生産量が特に多くなっています。
台湾で栽培されている枇杷は、果肉が赤いものと果肉が白いものの二種類あります。市場でよく見られるのは、果肉が赤い色をしている「茂木」です。「茂木」は日本から導入されてきた品種です。台湾の枇杷の9割は「茂木」です。水分が多くて甘いから、消費者の間では高い人気を博しています。
(編集:王淑卿)