台湾の中南部では、このところ雨が少なく、台湾中部・南投県の景勝地・日月潭では、水位が低下したため、人気の観光スポットの「9匹のカエルの像」が水の中から姿を現しました。ただし、そのうち下の2匹は、長年の堆積で泥の中に埋もれていたため、この湖を管理する台湾電力では、緊急に人を派遣して2匹のカエルを泥の中から掘り出しました。9匹がすべて姿を見せるのは、5年ぶりのことです。9匹のカエルを目にした観光客は、大喜びでした。
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ここは、台湾中部・南投県の景勝地・日月潭です。ここを管理する台湾電力の作業員が、人気スポットの「9匹のカエルの像」の周りを掘っています。泥の高さは人の身長ほどもあります。9匹のうち、これまで泥に埋まっていた下の2匹のカエルが、姿を現しました。
観光客1、「初めて見ましたよ。ずいぶん泥が深く積もっていたのですね」
観光客2、「こんなに深く土にうめられていたのですね」
一番下が最も大きく、上に行くにしたがって小さくなっていく、重なった9匹のカエルうち、下にいる大きな2匹のカエルは、日月潭の長年の泥の蓄積で、長年、埋まっていました。上にいる7匹の中型から小型のカエルしか見ることができませんでした。その下の2匹が、泥の中からぼり出され、9匹すべてが姿を現したのは、実に5年ぶりのことです。下の2匹を初めてはっきり見ることができて、観光客は大喜びです。
「80年以上も泥がたまっています。泥が湖面よりも高くなっていますよ」。こう話すのは、日月潭でボートを経営する陳春渓さんです。
台湾電力では、最近の干ばつで日月潭の水位が下がったことから、5年ぶりに「9匹のカエルの像」の周りの泥を除去する作業を行いました。これは、日月潭の観光を救うためでもあります。
「9匹のカエルの像を完全な形でお見せして、日月潭の観光に役立てたいと思います」。台湾電力大観発電所の曾東釗・副所長です。
新型コロナウイルス感染の影響で、日月潭でも観光客が激減しています。この「9匹のカエルの像」の完全出現で、日月潭に再び活況が戻ってきてくれると嬉しいですね。