台湾における新型コロナウイルスの新規感染者が20日に記録を更新し、27人増え、累計135人となったほか、死者1人増え、累計2人となりました。新規感染者のうち、24人が域外感染(海外で感染したもの)、3人が域内感染(台湾で感染したもの)でした。域内感染者1人は、海外渡航歴はなく、感染源が不明です。
台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部の「中央感染症指揮センター」が20日午後4時過ぎの記者会見で明らかにしたところによりますと、20日、海外での感染が確認された新規感染者は男性9人、女性15人で、10代から80代までいます。入国日は、3月6日から18日まで、3月5日から18日まで発症しました。海外渡航先は、アメリカ、カナダ、フランス、ルクセンブルク、ベルギー、エジプト、イギリス、メキシコ、ドイツ、ポーランド、スペイン、ポルトガル、日本、シンガポール、オーストリア、オランダ、フィリピン、トルコに及んでいます。新規感染者8人のうち、複数がいくつかの国を旅行しました。
「中央感染症指揮センター」の指揮官、衛生福利部の陳時中・部長は、エジプトでの感染が確認された累計111人目は、3月15日に発症、検体が採取され、20日になって感染が確認されました。そのエジプトツアーの集団感染では、団員5人、接触者1人が新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。
アメリカからの域外感染のケースでは、累計118人目と121人目は、85人目の同行の友人で、3月5日に出国、16日に帰国、2人とも18日に発症、20日に感染が確認されました。2人は85人目と共にアメリカを旅行した際に感染したと見られます。
累計122人目は、3月4日から13日にかけてツアーに参加して海外を旅しました。帰国の際、集団感染が確認されたトルコツアーと同じフライトに搭乗したため、接触者と見なされ、在宅隔離が義務付けられました。122人目は、16日に発症して医療機関を受診、20日に感染が確認されました。その海外ツアーで感染が確認されたのは、団員13人、同じフライトの接触者1人、計14人となりました。
台湾での感染が確認されたのは、累計130人目、124人目、134人目です。124人目は、30代の男性、直近海外渡航歴はなく、3月17日に発症、18日に自ら医療機関を受診、20日になって感染が確認されました。
124人目は、3月12日と13日、アメリカから帰国した上司と接触したことがあります。その上司は14日に新型コロナウイルス感染が疑われる症状が出ており、同じオフィスの外国人同僚二人も17日と18日にそれぞれ似たような症状が出ました。関係機関は、検体を採取し、感染源の特定を急いでいます。
累計130人目は、ギリシャ旅行から帰ってきて感染が確認された高校生の59人目の同級生で女性、3月17日に発症、20日に感染が確認されました。同じクラスで感染が確認された三人目です。三人が通う学校は3月27日まで休校します。
累計134人目は、直近海外渡航歴はなく、3月17日に発症後、自ら医療機関を受診、20日に感染が確認されました。同居家族には、新型コロナウイルス感染が疑われる症状はありません。関係機関は、その職場などを調査し、感染源の特定を急いでいます。
なお、残念なことに20日、死者が1人増え、累計2人となりました。20日になくなった人は80代の高齢者で、慢性疾患があり、感染が確認されると、ただちに集中治療室に送られ、治療を受けていました。これまでは抗HIV薬、キニーネなどの薬物を使って治療しましたが、敗血症などの合併症でなくなりました。
(編集:王淑卿)