体育の授業で、グラウンドで遊んでいる生徒も教師も、みんなマスクをつけています。
台湾北部、新北市立竹圍高校の呉宗珉・校長は、「うちの30数人の学生は、韓国へ交換留学する予定だったが、政策によって計画が中止となった」と話しました。
新型コロナウイルス感染を予防するため、行政院は16日に、今学期が終わる6月末まで、高校以下の教師と学生による海外渡航を全面的に禁止しました。その前に、多くの学校も自主的に国際交流などのイベントを中止しました。
中央感染状況指揮センターの指揮官を兼務する、衛生福利部の陳時中・部長は、「行政院によると、今学期が終わるまで、高校以下の教師と生徒による海外渡航は禁止となった」と発表しました。
この渡航禁止命令が発表される前に、実は台湾北部の新北市、桃園市、宜蘭県、中部の台中市、南部の高雄市などの地域では、次々と高校以下の教師と生徒に海外渡航の予定を後倒しするよう呼びかけていました。一方、これは憲法の保証する「居住移転の自由」を侵害しているとの疑惑が指摘されています。
台北市の黄珊珊・副市長はこれに対して、「確かにこの禁止命令は、人権を侵害する疑惑がある。例外を設けるべきだと思う」と話しました。
2月に医療関係者の海外渡航禁止を発表したように、政府は先手を打ち、新型コロナウイルスの感染拡大を予防しています。
(編集:曽輿婷/王淑卿)