台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部の「中央感染状況指揮センター」が14日午後の定例記者会見で明らかにしたところによりますと、台湾における新型コロナウイルスの新規感染者が3人増え、累計53人になりました。
51人目はオランダの30代の男性、3月2日から3月6日まで、オーストリアを訪れ、3月9日にオランダから台湾にやってきました。10日に台湾に到着、11日夜に呼吸困難や体の倦怠感などを訴え、病院の救急外来を受診、肺炎と診断されました。12日に病院はその検体を採取してウイルス検査を行い、14日に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。現在陰圧室で治療を受けています。その濃厚接触者28人のうち、14人がすでに台湾を離れました。
52人目は、30代の台湾人男性で、2月28日、友人2人と共にトルコ経由でスイスに向かい、2月29日にスイスからバスに乗ってフランスのスキー場に行きました。3月7日にフランスからバスでスイスの空港に向かい、トルコ経由で帰国し、3月8日に台湾に到着しました。3月12日夜から発熱、体の倦怠感、咳、鼻水などの症状が現れ、病院を受診しました。病院はその検体を採取してウイルス検査を行い、14日に感染が確認されました。「指揮センター」は、同行の友人、入国の際同じフライトに乗った乗客、職場での接触者、受診した際の接触者など合わせて39人を把握し、これらの関係者の健康状態を追跡しています。
53人目は台湾北部に住む30代の台湾人男性です。2月22日から3月6日にかけて出張のため、ドイツのミュンヘンとニュルンベルクを訪れ、帰国後、3月11日に咳、痰、のどの痛みなどの症状が現れ、病院を受診し、14日に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。「指揮センター」は、出張に同行した同僚、同居の家族、職場と病院での接触者など15人を把握したほか、発症前の国内での活動範囲についても調査を行い、可能な接触者の把握を急いでいます。
(編集:王淑卿)