新型コロナウイルスの伝染力は強く、WHOも人との距離を1m以上保つようにと呼びかけているが、最近中華予防医学会が出版する「実用予防医学」で中国の研究報告が掲載された。同研究報告によると、1名の感染者が乗ったバスで13人が伝染した。新型コロナウイルスは密閉されたエアコンを使用する車内で最長4.5mまで伝播した。これはウイルスがエアコンによって更に遠くまで飛ばされ、さらには空気中で30分生き延びることが可能だということを示した。
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先日、中国湖南省で同じバスに乗り合わせた13人が新型肺炎にかかる事案が発生しました。密閉空間において新型コロナウイルスの伝染がどれほど怖いものなのか、中国で研究事例があります。
感染者Aが49人乗りのエアコンを使用する密閉されたバスに乗った際、感染者Aから最も近いり患者(感染者E)との距離は0.5mもありませんでしたが、一方で最も遠いり患者(感染者G)との距離は4.5m離れていました。
調査では、最も遠いり患者(感染者G)と感染者Aは、バスの前後違う扉から乗り降りしており、途中でも近距離で接触することはありませんでした。
ただ、その時、車中のほとんどの人がマスクをしていませんでした。
新型コロナウイルスは冷房によって、一般に認識されている飛沫感染の伝播距離1mを超え更に遠くまで伝播しており、さらには30分間は空気中に浮遊し続けることができるということがわかりました。
台湾児童感染症医学会の李秉穎・理事長「一つの可能性を説明すると、飛沫は1~2m以内で地面に落ちるが、気流が強い関係で、おそらく飛沫が更に遠くまで伝播したのであろう。
もう一つの要素は接触による伝染だ。もしドアノブや手すりなどを感染者がウイルスの付いた手で触れていたら、距離がどのくらい離れていようともしそのウイルスに触れてしまったら感染する恐れはある。」
台湾の医師は、空気感染と接触感染の両方の可能性があると強調しており、バス会社は感染の疑いを恐れて毎日消毒を行っています。
大都会汽車客運の李建文・総経理「4時間ごとに全車両を消毒している。特に乗客がよく触れる、吊り輪、手すり、IC端末、床、椅子、窓を重点的に消毒している」
同時にドライバーに窓を開け、換気を維持するように求めています。
ただ、台湾の医師は、バスやMRT、飛行機など公共交通機関に乗る際には必ずマスクをし、しっかり手洗いをすることが新型コロナウイルスを遠ざける唯一の方法だと強調しています。
(編集:中野理絵/王淑卿)