アメリカのワシントン州にある高齢者の長期介護施設で新型コロナウイルスの集団感染が確認されたことを受け、台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部の「中央感染状況指揮センター」は9日の定例会見で、「今医療資源を点検し、対策を立てている。台湾の介護施設で感染が確認された場合、入居者は隔離先だけではなく、分流措置を実施し、適切な場所で隔離する」と発表しました。
中央感染状況指揮センターはすでに長期介護施設、精神療養施設などの施設に適量のマスクを手配しているものの、「長期介護施設も医療施設と同じレベルの防疫物資が必要」と指摘する公衆衛生学者がいます。これに対して指揮センターの指揮官を兼務する、衛生福利部の陳時中・部長は、両者の必要レベルに違いがあると見ています。
陳時中・部長は、「長期介護施設での防疫物資は、必要分を与える。病院レベルの需要とは程度の差がある。また、私達は視察、教育訓練などを通じて、施設が防疫対策を徹底しているかを確認する」と説明しました。
また、定例の認証評価の日程を後のばししたいという施設側の希望に対して、陳時中・部長は、日程は変わらないが、ウイルスの予防対策と感染管理に重点を置くと話しました。
陳・部長:「長期介護施設ならびに医療機関の認証評価については、ウイルスの予防と感染管理、技術演習に重点を置く」
中央感染状況指揮センターによりますと、長期介護施設での防疫対策は、医療施設とあまり変わりません。同じ介護者によって介護することを徹底するほか、面会者に対しては、体温測定、手の消毒、名前の記入などが必要とされています。
(編集:曽輿婷/王淑卿)