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台湾、院内感染防止に「分離分流」措置実施

  • 05 March, 2020
  • 王淑卿
台湾、院内感染防止に「分離分流」措置実施
新型肺炎の感染拡大を防ぐため、台北栄民総病院では来院者を分類、分流する措置を実施している。発熱、咳、呼吸器の症状があった場合、救急外来の外にある「屋外発熱検査ステーション」に案内され、直接病院に入ることはない。(写真:CNA)

台湾でも病院での院内感染とみられる事案が発生したことを受け、台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部の「中央感染状況指揮センター」は、病院に「分離分流」制度の実施を求めた。入り口から、疑わしい症状がある、もしくは感染地域への渡航歴がある患者と、一般患者はエリアを分ける。病院側としては、看護師から清掃員も違う担当は分け、分業としなければならない。ただし医師は、症状がない感染者もいるので、防疫にとって大きな悩みとなっていると指摘した。

※ ※ ※ ※ ※ ※

病院内では清掃員が隅々まで細かく掃除をしています。

北部の病院で新型肺炎が院内感染したとみられるケースが出たことが原因です。いかにして防ぐか。関係機関は各大病院に「分離分流」制度を実施するよう呼びかけています。

衛生福利部醫事司の石崇良・司長「分類は、主に病人のリスクに対するものだ」

発熱、呼吸器官に症状がある、もしくは過去14日中国への渡航歴がある人、および、在宅隔離または在宅検疫の人は、まずは外の発熱受付エリアを受診し、一般患者と分離します。

第二段階は院内での分類。病院は特別検疫病棟を設置。

セントラル空調を閉じ、各病室にさらに通風設備を設置し、院内の空気が循環することを防ぎます。

疑わしい症状の患者は必ず一人で受診し、10名の医師や看護師が交代で担当します。家族や訪問者も入ることはできません。

新光医院の洪子仁・副院長「新型肺炎の恐れがあるから、まず検疫病棟で検疫を行い、もし2回とも陰性だったら一般病棟に移る」

症状がある、もしくは疑わしい患者は全ていくつもの対策を経て阻止しますが、症状がない感染者もいるので、防疫にとって大きな悩みとなっています。

台湾児童感染症医学会の李秉穎・理事長「我々は早くから予測しているが、このウイルスは重症化する確率はそれほど高くない。ただ無症状や軽症の患者もウイルスを人へうつす恐れがあるということから、防疫の穴ができてしまっている」

台湾の24例目と34例目の事案も同様に症状がありませんでした。

同じ病院内で時間が重なっていると、感染源はどこからきたかわかりません。医師は早く明確にする必要があると呼びかけました。

(編集:中野理絵/王淑卿)

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