枝豆の品種改良に積極的に取り組んでいる、台湾南部・高雄市にある「行政院農業委員会高雄区農業改良場」が2月24日に明らかにしたところによりますと、昨年(2019年)台湾の枝豆の輸出額は8453万米ドルに達し、過去29年来の最高を記録しました。枝豆の輸出額が米ドル8000万ドルを上回ったのは三年連続です。
昨年の枝豆の輸出量は3万8915トンです。そのうちの83.8%が日本に、残りはアメリカやカナダなどの24カ国に輸出されています。台湾の冷凍枝豆の日本における市場シェアは45.0%に達しています。台湾は、日本にとって枝豆の最大の輸入先となっています。日本に輸出される台湾産枝豆はライバルのタイの1.59倍、中国の2.2倍になっています。平均価格は1キロ当たり日本円248円で、これは中国の日本円188円より31.6%上回っています。
台湾の枝豆が日本に輸出される際、6%の関税が課されますが、品質管理、イノベーションと研究開発などによって低価格競争の市場から抜きん出て日本で45.0%の市場シェアを誇る一大産業となっています。7年連続で日本向け輸出で一位の座を保っています。そのおかげで冷凍食品会社7社が台湾で新たな工場を建設、または工場の規模を拡大しています。投資金額は台湾元30億元以上に達し、雇用機会を1000以上創出しています。
枝豆は、台湾の農家に巨額な外貨をもたらしているため、「緑金産業」とも呼ばれています。
行政院農業委員会は、毎年「台湾区冷凍野菜果物工業同業組合」と台湾の枝豆加工業者がアジア最大級の食品・飲料専門展示会「FOODEX JAPAN (フーデックス ジャパン)」に出展するよう支援すると共に、「台日冷凍農産品貿易懇談会」を開催し、海外からの受注獲得に積極的に取り組んでいます。その実績の一つとして枝豆の輸出額が三年連続で8000万米ドルを超えたことが挙げられます。
今年は枝豆の輸出が始まって50年の節目の年に当たります。行政院農業委員会は、その輸出額がピーク時の8553万米ドルを上回ることが出来るよう積極的に業者をサポートしています。
(編集:王淑卿)