ホタルと聴きますと、何を連想しますか、夏を連想する方が少なくないでしょう。台湾の学校は夏になりますと、よくカントリースクールを実施して生徒を野外へ連れて行きます。ホタル観賞もその中の一環です。
しかし、ホタル観賞は必ずしも夏とは限りません。台湾にはいろんな種類のホタルが生息しているので、今この寒い時期もホタルを観賞できます。台湾東部・花蓮県にある大農大富平地森林園区では今年、例年より早くホタルが姿を現しているため、ホタル観賞のイベントを2月27日に前倒しして実施しています。
大農大富平地森林園区(大農大富平地森林パーク)は、花東縦谷国家風景区にある、台湾初の平地森林園区です。台湾の中央を南北に貫く、「中央山脈」と「海岸山脈」に囲まれている、「大農大富平地森林パーク」は、敷地面積が1250ヘクタールあります。これは台北市民の肺と呼ばれる、「大安森林公園」の50倍に当たります。
園内は光害がなく、周辺には高い建物もありません。見渡す限り、森林です。園内には13キロメートルに及ぶ自転車道も整備されています。自転車に乗りながら森林浴をたっぷり楽しめます。日本の名監督、宮崎駿監督の名作、『となりのトトロ』に出ている森林のトンネルに匹敵できるといわれる森林の中にあるトンネルがあるほか、四季それぞれの美しさがあります。
春なら花見、夏ならホタルの観賞とバードウォッチング、秋と冬は紅葉狩り。
ここは、毎年3~4月になりますと、ホタルがあちこちに現れます。例年ですと、その年の最初のホタルが確認されてから2~3週間後には、一定の数のホタルが光り出します。
同園区では今年すでに最初のホタルを確認したことから、ホタル観賞のイベントを2月27日に前倒しして実施することを決めました。営業時間は午前8時から午後5時まで、月曜日休みます。
(編集:王淑卿)