軍の化学部隊、「陸軍第六軍団三三化学兵群」は、新型コロナウイルス感染の拡大後、封鎖された中国大陸湖北省武漢市から台湾へ台湾関係者を輸送したチャーター便1号機、このチャーター便で台湾に帰った人たちの住居、基隆港に停泊したクルーズ船「スーパースター・アクエリアス」、そして集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」から下船した台湾関係者を日本から台湾に輸送したチャーター便などに対して、消毒を執行しました。
蔡英文・総統は、三三化学兵群が駐屯している桃園市中壢区を訪れ、三三化学兵群の将兵を激励しました。
蔡総統は、感染を漏らすことなく防止に努めるよう求めると共に、三三化学兵群がウイルスから台湾の人々を守る防波堤を築いてくれるはずだと励ましました。
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軍の大型消毒車が、消毒液を散布しています。高機動多用途装輪車両の後ろで、路面の消毒を行う化学兵もいます。
陸軍の三三化学兵群は、湖北省武漢市からのチャーター便、クルーズ船「スーパースター・アクエリアス」、「ダイヤモンドプリンセス」関係者を乗せたチャーター便など、さまざまな場面で、新型コロナウイルス感染の拡大を防ぐための消毒に参加しています。これまで200人余りを投入し、消毒を行った面積は6万平方メートルに及びます。
蔡英文・総統は、三三化学兵群をねぎらうため、部隊の駐屯地を慰問に訪れました。
蔡英文・総統は、「感染の防止は、一滴も漏らしてはならない。私は、三三化学兵群の将兵の皆さんが、必ずこの任務を完成させ、国民のために最も強固な防波堤を築いてくれることを信じている」と語りました。
三三化学兵群の指揮官は、これまでも伝染病の感染防止の任務当たったことのある、ベテランの軍人です。2003年にSARSの集団感染が発生して封鎖された台北市の和平医院の入り、消毒を行ったことがあります。
陸軍三三化学兵群の李煜森・指揮官は、「当時、和平医院は封鎖されて1カ月近くたっていました。和平医院の封鎖を解除し、安全な環境を回復する。これは 大変に貴重な経験であり、しかも誇るべき、名誉な出来事でした」と話します。
任務を執行する前には、化学兵は3分から5分をかけて、使い捨ての全身防護服を着用し、二重の手袋、防毒マスクを身に付けます。袖口、ファスナーなどの隙間があるところは、テープで封じます。
任務が終われば、防護服を脱ぎ、頭と手を消毒します。いずれも、少しのミスも許されません。もし、どこかにミスがあれば、ウイルスを持ち出してしまうかもしれないからです。
「まず、体温を測ります」
入り口の警備兵もマスクを着け、休暇を終えて戻って来る将兵の体温測定を行い、アルコールで消毒します。化学兵が感染防止の任務に当たり、感染防止の最前線に立つにも、身体の健康が必要です。