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新型肺炎の治療薬として期待、中央研究院が「レムデシビル」の合成に成功

  • 24 February, 2020
  • 早田健文
新型肺炎の治療薬として期待、中央研究院が「レムデシビル」の合成に成功
中央研究院は、新型コロナウイルス感染の治療薬として有効だと考えられている抗ウイルス剤「レムデシビル」の合成に成功した。

台湾の科学アカデミーに相当する中央研究院はこのほど、新型コロナウイルス感染の治療薬として有効だと考えられている抗ウイルス剤の「レムデシビル」の合成に成功したと発表しました。「レムデシビル」の合成成功は、台湾では医薬・衛生の研究機関で、政府の外郭団体である財団法人国家衛生研究院に次ぐものです。中央研究院か合成した100ミリグラム・レベルの「レムデシビル」は、純度が97%に達しています。

レムデシビルは、抗ウイルス薬の一種で、アメリカのバイオ・製薬会社、ギリアド・サイエンシズ社が開発したもので、エボラ出血熱とマールブルグウイルス感染症の治療薬として開発されましたが、新型コロナウイルス感染による肺炎の治療にも効果があるとの可能性が報告されています。ただし、現在はまだ臨床試験が始まった段階で、効果は明確に証明されていません。

しかし、将来、世界で品不足となることが予測されており、今回の中央研究院などによる合成の成功で、台湾での自給が可能となります。

ただし、「レムデシビル」を量産する場合、ギリアド・サイエンシズ社からライセンスを獲得する必要があります。

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台湾の中央研究院は、新型コロナウイルス感染による肺炎の治療に効果があると考えられている抗ウイルス剤「レムデシビル」の合成に成功したと発表しました。

中央研究院化学研究所の陳栄傑・副研究員は、「「100ミリグラム・レベルでの合成を完成しました。純度は97%以上です」と語ります。

「レムデシビル」の自主的な合成に成功したのは、台湾では財団法人国家衛生研究院に次ぐものです。原料が入手できない状況の下で、中央研究院の研究チーム7人は、わずか2週間で純度97%以上の「レムデシビル」を合成しました。

このほか、中央研究院は、中国大陸浙江省の台湾系企業関係者の血清検体の検査に協力し、死亡した台湾での19番目の感染者の感染源を確定しました。中央研究院では、2月初めにはウイルスの抗核抗体の準備に着手し、わずか3日で検査を完成することができました。

中央研究院生物医学科学研究所の林宜玲・研究員は、「7人がわずか7日間で、コロナウイルスの核タンパク質の準備を完了しました」と話します。

血清抗体検査は、現在のところ検疫作業の第一線には参加しません。しかし、中央研究院では、感染状況の必要によっては、いつでも検体の分析に協力できると表明しています。

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