台湾の小中学校と高校の2019学年度第2学期が2月25日に始まる。新型コロナウイルスの感染が広がる中、教師、または生徒が新型肺炎に感染した場合、どう対応するか?各県と市の基準が異なっていることから、政府に対して統一基準作りを求める声が上がっている。
それを受けて教育部(日本の文科省に類似)は20日午前、最新の基準を発表した。それによると、高校以下の学校で感染が確認された生徒、または教師が1人いれば学級閉鎖になる。14日以内に同じ学校で感染が確認された生徒、または教師が2人いれば学校閉鎖になるという。
同じ郷・鎮・市・区で三分の一の学校が学校閉鎖になった場合、その郷・鎮・市・区にあるほかの学校もすべて学校閉鎖になる。大学などの高等教育機関では1人の教師、または学生の感染が確認された場合、その教師が担当するすべての科目、またはその学生が履修するすべての科目が休講となる。2人以上の教師、または学生の感染が確認された場合、その学校(キャンパス)が休校になる。
しかし、「教育部国民及び学前教育署」は、学級閉鎖、或いは学校閉鎖後、正規授業時間以外に補習する必要があるとし、週日、休日、夏休みを利用して補習授業を実施することを提案した。
教育部は、これらの基準を定めた際、2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)の基準を参考にしたが、教師も適用対象に入れた。閉鎖、休校などの基準にあった場合、実施期間は14日。14日は、新型コロナウイルスの潜伏期間とされる。
なお、新学期の到来を迎え、台湾の小中学校約4000校は23日をめどに消毒作業を終える方針。
(編集:王淑卿)