中国武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染拡大により、アジアと隣接地域では感染者が続出し、市中感染の可能性が伝えられている香港でも感染者が急増しています。中央感染状況指揮センターはこれを受け、11日に香港とマカオへの渡航警戒レベルを第三級の「ワーニング」に引き上げました。
中央感染状況指揮センターの指揮官を兼務する、衛生福利部の陳時中・部長は、「香港とマカオの渡航警戒レベルを第三級にし、不要不急の渡航はしないでほしい」と呼びかけています。
そのほか、シンガポールは第2レベルの「アラート」、タイは第1レベルの「ウォッチ」(注意)に引き上げられました。陳・部長は、「シンガポールは、感染者と人口の割合を見ると、感染状況はやや心配される。タイは中国の渡航者に対して入国制限を実施していないから」と説明しました。
陳・部長:「11日時点で、人口600万人のシンガポールで確認された感染者は、45人。それに対して、人口2400万人の台湾での感染者は、18人だから、この比率は結構心配される。また、自由港があり、海外との取引が多いため、水際防止を実施していない。新型コロナウイルスに感染する可能性が高いと見ている」
新型コロナウイルスの感染を防ぐため、陳・部長は、必要でない限り、国際線の飛行機に乗らない、乗るとしたら、マスクを着用するようにと呼びかけています。
(編集:曽輿婷/王淑卿)