新型肺炎が感染を拡大しており、台湾では6日に14例目と15例目の感染者が確認されました。二人は夫婦で中国への渡航歴はなく、香港経由でヨーロッパに向かっただけで帰国後、新型肺炎の感染が確認されました。
台湾の新型肺炎感染症対策本部、「中央感染状況指揮センター」の指揮官を兼務する、衛生福利部の陳時中・部長は7日、中国での感染状況が深刻だとしたうえ、国際線を長時間利用する場合、感染リスクも高まると指摘、海外渡航者に対してマスクの着用を呼びかけました。
陳時中・部長は、「中国、香港、マカオへのフライトは中国の乗客が相対的に多い。中国の感染者が増加を続けており、市中感染もあったため、長時間密封した機内にいると、感染のリスクにさらされる可能性がある。飛行機に搭乗する際、是非マスクをしてください」と呼びかけました。
水際対策を強化するため、対策本部は、10日零時から4月29日午後11時59分まで、台湾と中国大陸との旅客機を制限する方針を固めました。陳時中・部長によりますと、10日以降、中国の北京首都国際空港、上海浦東国際空港、上海虹橋国際空港、廈門高崎国際空港、成都双流国際空港の五ヶ所との相互乗り入れしか開放しないということです。
交通部の葉協進・司長は、「これは防疫と交通などの要素を考えて下した決定だ。交通部は民用航空局を通して航空会社にチケットの変更とキャンセルの際、手数料を取らないよう伝える。必ず旅客の権益を保護する」と強調しました。
なお、香港、マカオを経由する際に感染することを防ぐため、対策本部は、10日から中国、香港、マカオを経由して台湾にやってくる旅客に対して一律14日間の自宅隔離を求める方針を決定しました。
(編集:王淑卿)