台湾の在来線、台湾鉄道(台湾での略称は『台鉄』)で最も人気の高い記念乗車券「永保安康」が2月8日に台湾南部・台南市の永康駅で6年ぶりに販売された。「永保安康」は台南市の永康駅から保安駅までのエドモンソン式乗車券のこと。
今年2020年は、中国語の発音が「愛你、愛你(あなたを愛する、あなたを愛する)」によく似ていることと、2月14日は西洋のバレンタインデーであることから、台湾鉄道は、2月8日午前8時30分から「愛你、愛你一生一世(一生あなたを愛する)」と題する記念乗車券を7000セットの数量限定で販売。
一セット台湾元100元(約日本円360円)。一人当たり一回は5セットまで。2、3時間で完売となった。前日夜11時半から並んでいる人もいた。この記念乗車券は、縦の観音開きのグリーティングカードのデザインとなっており、中にはエドモンソン式乗車券が二枚(永康駅-保安駅、保安駅-永康駅)入っているほか、メッセージを書き込めるスペースと写真を入れるスペースも設けられている。台湾鉄道は、この記念乗車券の発売を祝して記念スタンプも提供している。
台湾鉄道は、1993年に記念乗車券の販売を開始。民国99年(2010年)に発売された「9999珍愛一世、長長久久」の人気が最も高く、5万枚の数量限定だったが、一日で完売となった。その後、消費者の要求に応じて10万枚追加販売してもすぐ売り切れとなった。
今、ちょうど新型コロナウイルスが中国大陸を中心に感染が拡大しているため、台湾鉄道は、この記念乗車券セットの販売を通じて平安(無病息災)に対する祝福を伝え、台湾の人たちが一日も早く感染症の影響から抜け出すよう願う。
(編集:王淑卿)