台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部の「中央感染状況指揮センター」が9日の記者会見で明らかにしたところによりますと、台湾で18例目の新型コロナウイルス感染者が確認されました。
この感染者はウイルス濃度が高いものの、症状はありません。この感染者は父母、兄と香港経由でイタリアに旅行に行きました。帰国後、父母と20代の兄は相次いで新型コロナウイルスに感染する症状が現れ、新型肺炎だと確認されました。「中央感染状況指揮センター」は、同じ20代の弟も感染していると疑い、検査を実施したところ、新型コロナウイルスの感染を確認しました。この弟は、台湾初の無症状新型コロナウイルス感染者です。
関係機関はこの新規感染者の濃厚接触者、ならびに旅行中に搭乗した航空機の前後の席の乗客を追跡しています。台湾人がいれば、追跡の対象にし、外国人がいれば、当該国に通知するということです。
台湾初の無症状新型コロナウイルス感染者確認を受けて、専門家は将来、感染が確認された症例の濃厚接触者に対して、症状の有無にかかわらずすべて検査を実施することを検討しています。
「中央感染状況指揮センター」の指揮官を兼務する、衛生福利部の陳時中・部長によりますと、現在台湾で新型コロナウイルスの感染が確認された患者18人のうち、一例目は、隔離が解除されたほか、残りの患者は、初期段階、7人に肺炎の合併症があり、10人は発熱、3人は鼻汁の症状があったものの、病状が安定しています。そのうちの6人は最近の検査では陰性反応が確認されましたが、まだ入院隔離中だということです。
(編集:王淑卿)