マスクを手に入れるために長い列ができています。中国大陸の武漢で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の影響を受け、外出の際には皆、感染を恐れマスクをしたいと考えています。
記者「病院などではウイルスに接触するリスクが高いのでマスクをしましょう」
「密閉された空間は空気が回りにくいので、MRTなどに乗るときもマスクをしましょう。」
「では、屋外の広い空間でもマスクは必要でしょうか?」
現在の衛生福利部疾病管制署の前身である、疾病管制局の蘇益仁・元局長は、「もしオープンスペースにいる、もしくは感染リスクの高い場所に行かない場合、あるいは感染リスクが高い患者でなければ、マスクをする必要はない。今のマスク着用は、新型コロナウイルスによる肺炎の不確定性に対する『マスクパニック』だ」と分析しました。
台湾のウイルス専門家である蘇氏は、2003年台湾でSARSが流行した際に衛生署疾病管制局の局長を務めていました。その時の経験を踏まえ、インフルエンザ流行のピーク時にちゃんとマスクをすることは理にかなっているとしました。
疾病管制局の蘇益仁・元局長は、「インフルエンザ流行期の予防措置を使って今回の新型肺炎に対抗する。」と説明しました。
開かれた屋外でもマスクを離さない人を良く見かけますが、蘇氏は、「新型コロナウイルスの感染力は確かに強いが、台湾は現在、コミュニティ感染はない。まずは自身の健康をしっかり見て、出入りする場所によってマスクが必要かどうかを判断し、恐怖心からマスクを買いあさって更に多くの問題が起こってしまうことを避けよう」と語りました。
(編集:中野理絵/王淑卿)