中国湖北省武漢市から帰国する台湾人247人を乗せたチャーター機は、3日深夜、台湾桃園国際空港に到着しました。空港で待機している医療関係者と空港職員は、全員防護服を着ています。感染症対策本部の指揮官を兼務する、衛生福利部の陳時中・部長は自ら指揮に当たっています。
チャーター機の搭乗者のうち、1人が発熱、2人が喉に違和感などの症状があり、1人の子供は腹痛を訴えていました。検査の結果、1人が陽性と判定され、台湾における新型肺炎の感染者が11人に増えました。
衛生福利部の陳時中・部長は、「子供以外の3人は、陰圧室で隔離され、診査を受けている」と説明しました。
チャーター便に使われた飛行機、格納庫、荷物など、すべて国軍の化学兵士によって消毒作業が施されていました。症状のない、242人の搭乗者は、北部・新北市林口区、烏来区と、中部・台中市など3ヶ所の隔離先に移され、1人1室で14日間隔離されています。外出も禁止されています。
衛生福利部医事司の石崇良氏は、「隔離先には、安全課、後方勤務課と衛生課が駐在している。安全課は、保安警察が担当している。周辺の住民との隔離と人員の安全確保に努めている」と説明しました。
隔離される必要のある242人は、全員4日午前7時までに手続きを完了していました。衛生福利部所属の台北病院、桃園病院と台中病院が、隔離期間の医療と、1日2回の体温測定を担当しています。症状が現れた場合は直ちに病院に運ばれますので、隔離先周辺の住民とは接触しないということです。
(編集:曽輿婷/王淑卿)