新型肺炎の感染拡大を受けて感染防止に役立つとされるマスクの品薄が伝えられている。経済部は1月28日から毎日マスクを600万枚放出し、台湾の4大コンビニエンスストア、薬局、ドラッグストアなどに提供しているにもかかわらず、依然マスクの品薄が報じられている。朝一番コンビニに行ってマスクを買おうとする人もいれば、コンビニ10数軒回ってようやくマスクを手に入れたタクシーの運転手もいる。
こうした中で、活性炭入りフィットマスクを医療レベルの高級なマスクと偽ってネットショップの6倍の価格で売っている薬局もあった。衛生機関は、これらの詐欺行為について台湾元3万元(約日本円10万円)から200万元(約日本円713万円)までの罰金を科すことが出来るとし、便乗値上げや買占めについては最高台湾元5000万元(約日本円1億7800万円)の罰金を科すことが出来ると説明した。
なお、政府はマスクの公平な分配を図るため、毎日台湾のマスク工場が生産するマスクを400万枚買い取り、そのうちの260万枚を国民に、140万枚を医療機関や備蓄用に提供すると発表したが、1日時点では依然マスクの品薄が報じられている。
行政院の蘇貞昌・院長は1月31日、政府が台湾元2億元を出資してマスクの生産ラインを60本増設してマスクを生産することを決めたと明らかにした。4週か5週後に台湾におけるマスクの生産量は一日当たり1000万枚に達することが出来る見通し。現在台湾では一日当たりのマスクの生産量は400万枚。
(編集:王淑卿)