20日に発足した「中央感染症指揮センター」が24日夜、臨時記者会見を開き、新型肺炎の感染者をさらに2人確認したことを明らかにしました。二人とも域外感染です。1人は50歳あまりの中国大陸の女性(観光客)、もう1人は50歳の台湾人男性です。24日時点では台湾で新型肺炎の感染者が3人確認されました。一人目は中国大陸の武漢で働いた55歳の台湾女性で、現在隔離されて治療を受けているものの、順調に回復しているということです。
24日に感染が確認された50歳の台湾人男性も、中国大陸で働いている台湾企業関係者です。「中央感染症指揮センター」は25日、この男性は22日午後4時から6時まで、台湾南部・高雄市のダンスホールで消費したことがあり、しかもマスクを着用していなかったことを明らかにし、22日午後4時から6時までこのダンスホールに行ったことのある消費者に対して14日間の自主健康管理を求めると共に、「感染症防止治療法」第43条の規定に基づいて、自分の病状を隠蔽して公の場に行ったこの男性に対して台湾元30万元、およそ日本円109万円の罰金を科しました。
この男性が22日に行ったダンスホールに勤めている女性は24日、呼吸困難などの症状を訴え、病院に行ったため、この男性が新型肺炎に感染したことが明るみになりました。
「中央感染症指揮センター」の指揮官を務める、衛生福利部の陳時中・部長は、現在台湾で観光中の武漢の旅行ツアーをすべて台湾を離れるよう求める決定を明らかにしました。統計によりますと、中国大陸の湖北省からの旅行ツアーは、10の団体あり、全部で158人です。24日からすべてのスケジュールを取り消しました。対中国大陸事務を司る大陸委員会と交通部は早急にこれらの観光客を中国大陸に帰らせるよう手配しています。
現在台湾を観光旅行中の中国大陸の団体客は全部で359の団体、6375人います。交通部観光局は、1月末をめどにこれらの観光客をすべて中国大陸に帰らせるよう手配をしますが、個人旅行客はその中に含まれていません。
なお、24日時点で台湾で通報された新型肺炎に感染する疑いのある症例は134例で、そのうちの3例の感染が確認され、27例は感染していないことが確認されましたが、106例は確認中です。
(編集:王淑卿)