History page of Radio Taiwan International (Rti)
close
Rti台湾国際放送公式アプリをインストール
開く
:::

雲林県麦寮郷の歷史建築、港町のモダンを残す街

  • 20 January, 2020
  • 早田健文
雲林県麦寮郷の歷史建築、港町のモダンを残す街
雲林県麦寮郷は早い時期に貿易港として繁栄していた。麦寮の貿易港としての役割は失われ、オールドストリートもかなり以前から衰退した。しかし、ここには当時の東西文化の交流が保存されている。

60年以上の歴史を持つ、古い美容院。椅子から理髪用のはさみ、ドライヤー、ブラシまで、歴史を感じるものばかりです。しかし、当時は、台湾で最も早く海外の流行を取り入れたモダンな美容院の一つでした。

麦寮文化協会の呉明宜・理事長は、「ナイフもみんな古いものです。それがまだ現役で使われているのです」と話します。

100年前、外国の商人たちはここで髪を整えると、隣の劇場に行って台湾の芝居を見ていました。当時は、台湾でも有数の劇場でした。

呉理事長によると、この劇場で、当時、大変な人気を博した台湾オペラの劇団「拱楽社」が育ちました。

「この台湾オペラの劇団が、台湾で初めての台湾語映画を撮ったのです」

外国商人は、この100年の歴史を持つ漢方薬の店を訪れて、薬剤を買い求めました。

あるいは、今は壁だけしか残っていませんが、鴉片館に行って商談をしました。麦寮のオールドストリートは、貿易港として栄えた、大変にモダンな道だったのです。

300年以上の歴史を持つこの廟は、「拱範宮」です。壁の上には、当時の流行を反映して、背広姿の人物像が描かれています。

呉理事長は、「この廟に入ると、彰化県の鹿港鎮や、    台南の港よりももっと早く、麦寮が貿易港としていかに繁栄していたかが分かります。というのも、この廟にはたくさんの芸術品を見ることができますが、これらは当時の麦寮の貿易と大きな関係があります」と説明します。

今では、麦寮の貿易港としての役割は失われ、オールドストリートもかなり以前から衰退しました。しかし、ここには当時の東西文化の交流が保存されています。このため、郷土史団体は、観光客を呼び寄せ、当時のにぎわいを取り戻すため、ここの建築物の再利用を積極的に推進しています。

関連のメッセージ

本分類最新more