第15代正副総統選挙で再選を果たした、蔡英文・総統は、複数の新記録を作りました。得票数817万231票は1996年に台湾で初めての総統直接選挙が実施されて以来の最高得票数です。
これは馬英九・前総統が2008年に記録したこれまでの最高得票数765万票あまりを上回り、1996年に台湾で初めての総統直接選挙が実施されて以来の最高得票数となったほか、ライバルの国民党の公認候補、韓国瑜・高雄市長の得票数より265万票多くなっています。
蔡・総統は、ライバルの韓国瑜・高雄市長の高雄市で109万票を、台湾北部の新北市で139万票余りを獲得しました。両方とも民進党のこの二つの都市における得票数の記録を塗り替えました。
「公職人員選挙罷免法」の規定によれば、一票につき台湾元30元の補助金が与えられます。蔡・総統の得票数が1996年来の最高を記録したことから、台湾元2億4500万元の補助金が支給されます。これも史上最高を更新しました。
蔡・総統の得票率57.13%は、四年前の56.12%を上回り、これまでの総統選挙で民進党の候補者が記録した得票率としては最高の数値となりましたが、2008年に馬英九・総統(当時)が記録した58.44%を下回っています。
各県と市における得票数を見てみますと、蔡・総統の高雄市における得票数109万7621票は、総統府の陳菊・秘書長が2014年高雄市長選挙で記録した99万票余りを上回り、民進党の高雄市における得票数の記録を塗り替えました。
蔡・総統は台湾最大の票田、新北市で139万3936票を獲得、これまでの記録を更新しました。
地方選挙と総統選挙の相互関係について、2005年から総統選挙の結果は、その前に行われた県・市長選挙の結果とほぼ同じになったのがほとんどです。つまり、「地方選挙で勝ったら(敗北したら)、総統選挙でも勝った(敗北した)」というのが一種の趨勢になっています。しかし、民進党は、2018年の統一地方選挙で大敗したものの、2020年の総統選挙で大勝し、選挙の呪いから脱却しました。
(編集:王淑卿)