今年の中秋節には、咀嚼障害を持っている人でも楽しめる月餅が新登場。
咀嚼障害を持つ高齢者にとって、伝統的な月餅は、噛みたくても噛めませんし、歯にまとわりつく不安もあります。でも病院が新しく開発したこのゼリー月餅は、旬のフルーツで作ったジュースの中に白いご飯や砂糖、ゲル化剤を入れて、全体が均一になるまで混ぜて、型に入れて冷蔵すれば完成です。
小港病院の侯孟伶・栄養士は、「食べる時は舌で押せば、簡単に呑み込める」と説明しました。
栄養士が患者のために開発した月餅があれば、郷愁を解消させるために作られた月餅もあります。
ごま、ソーセージ、ナッツ、そして東南アジアの香辛料で味付けたこの月餅は、台湾では珍しいですが、東南アジアから移住してきた新住民たちにとっては、中秋節に欠かせない懐かしい味です。
高雄市ベトナム同郷会の岑歡瓊・理事長は、「この味が懐かしくてたまらなかった。もうすぐ中秋節だから、材料を買ってきて自分で作った。」と話しました。
塩味のものも、甘いものもありますが、おなじみのあの味もあります。
岑・理事長は、「バナナエッセンスを使ったから、台湾人にとって伝統的なかき氷のようななじみのある味がした」と言いました。
いよいよ迎える中秋節、さまざまな月餅を味わいながら、月見を楽しみましょう。
(編集:林蕙如/王淑卿)