「貴婦人」と呼ばれる、在来線・台湾鉄道の蒸気機関車、CT273が7日から観光列車の列に加わる。CT273は、7日から9日まで、電化が完成したばかりの花東線の花蓮玉里から台東までの区間を初めて走行する。
台湾の蒸気機関車の中で、引退した時間が最も遅かった、CT273は数年にわたって修復工事が施され、今年の鉄道の日である6月9日に再デビュー、台湾中南部の彰化と二水の区間を走行した。今後、CT273は花東線だけを走行し、クルーズトレインに転身する。
CT273は、日本占領時代の台湾における「スピードの王様」と呼ばれる急行列車で、時速が100キロメートルに達していた。1943年、川崎車両が製造したCT273は、車体が美しいほか、スピードも非常に速かった。当時は台湾の西部幹線の最もすばらしい客車として知られていた。
鉄道の電化工事完成後、CT273は1979年に走行を停止し、1984年2月に正式に引退した。CT273は「貴婦人」と言う美名のほか、「機関車の女王」とも呼ばれている。