台北株式市場が5日、大幅な下落。特に好材料がない中、7月31日に台湾南部・高雄市で発生した爆発事故の影響が続き、5日は取引直後から弱含んだ。この事故では30人が死亡。300人以上がけがをした。道路に埋設された工業用パイプラインからプロピレンが漏れて爆発したと見られている。高雄市から、事故を引き起こしたと名指しされた、李長栄化学工業(LCYケミカル)の株価が事故後、3日連続でストップ安となった他、関連の株価も下落。平均株価指数は4日に比べて188.75ポイント安い、9141.44ポイントで引けた。値下がり率は2.02%。
台湾株は今年上昇を続け、過去6年あまりの最高水準に。7月15日には9569.17ポイント(引け値ベース)の直近最高値をつけた。5日までに4.47%下落したことになる。市場関係者は、新たな悪材料がない中での大幅安で、今回の調整の底になる可能性があるとし、続落しても下落の幅は限られるのではと述べている。