米大リーグ、ボルチモア・オリオールズに所属する台湾出身のチェン・ウェイン(陳偉殷)投手は、アメリカ現地時間1日、本拠地ボルチモアで行われたシアトル・マリナーズ戦に先発、8回途中まで1失点の好投で、今季12勝目を挙げた。
今季21試合目の先発となったチェン投手は、4回、連打を浴び1失点、1-1の同点に追いつかれ、5回、6回も得点圏にランナーを進められたものの、いずれも三振でピンチをしのいだ。味方打線は6回裏、ハーディー選手の適時打で2-1と勝ち越した。チェン投手は8回一死から四球を出したところで、勝ち投手の権利を持って降板、救援投手2人が1点差を守りきり、チームは2-1でマリナーズに勝利。チェン投手は今季12勝目を挙げた。8奪三振は今季最高だった。
チェン投手はアメリカ現地時間6月28日のタンパベイ・レイズ戦で敗戦投手となって以来、7月は4連勝、そして1日も勝利し、一ヶ月以上負け知らず。連勝を自己最高の5に伸ばし12勝目。大リーグ1年目、2012年の勝利数に並んだ。チェン投手のこれまでのシーズン最多勝利は、2010年、日本プロ野球、中日ドラゴンズ時代の13勝(10敗)。自己記録の更新が期待される。
台湾南部、高雄市出身のチェン投手は試合後、台湾時間7月31日の深夜に高雄市で発生した爆発事故に触れた。チェン投手は「非常に心が痛んだ。今日の試合は絶対に勝って高雄の人々を励ましたかった」と話し、事故の被災者や遺族に対してお見舞いの言葉を述べた。またチェン投手は、なんらかの支援活動を行う事を明言、皆で高雄市をサポートして欲しいと呼びかけた。