行政院が30日、客家委員会(客委会)の新たな主任委員に、劉慶中・政務副主任委員が就任すると発表した。客家委員会は、中華民国政府で、台湾で二番目に大きいエスニックグループ、客家人に関する政策を担当している。
劉慶中氏は台湾南部・屏東県出身の客家人で、アメリカ・イリノイ大学で教育行政と哲学の博士を取得、これまで国立屏東師範学院における国民教育に関する大学院の院長、副学長、代理学長、ならびに国立屏東教育大学の学長を歴任。劉氏はまた、長期にわたって地元文化の発展とエスニックグループに対する支援の推進に携わり、屏東教育大学で学長を務めていた間には客家研究センターを作って、客家文化の研究と発展に努めた。
行政院では、劉氏は客家委員会の副主任委員を務めていた間、客家の特色ある産業の発展推進を積極的にサポートしてきたと評価、今後は客家委員会がすでに進めている文化と言語教育の政策を維持する他、教育者としての精神で、客家の若者たちの育成に力を入れること、ならびに若者による客家文化の継承と発揚を奨励することに取り組んでくれるだろうと期待した。
なお、劉氏の後任には、現在、常務副主任委員を務める鍾萬梅氏が就任する。