国立政治大学の呉思華・学長が新たな教育部長に就任する。行政院が29日に発表した。前任の教育部長、蒋偉寧氏は、論文偽装の疑いが持たれている屏東教育大学の陳震遠・前副教授の偽装論文事件に巻き込まれて辞任した。
呉思華氏は、国立政治大学の企業管理研究所で修士号と博士号を取得、政治大学科学技術管理研究所の創設者兼初代所長、イノベーションとクリエイティビティセンターの初代主任、政治大学商学部の学部長などを歴任し、現在は政治大学の学長を務めている。
行政院は、呉思華氏を登用する理由として、教育、研究、および行政サービスの面で経験が豊富である他、これまでに教育部の顧問や国立大学協会理事長などの要職を歴任し、教育政策に精通していることを挙げている。行政院はそして、呉氏は教育部長として台湾の教育改革のため重要な貢献をするだろうと期待、また、それは行政院が現在積極的に進める産学協同にもプラスだとしている。
呉思華氏は、教育部長就任について、「教育は私の天職。人生の異なるポストで貢献でき、台湾の教育のために微力を尽くせる機会があるなら、試してみたい。現在の教育制度は、大きな方向においてそれほど問題はないが、執行面で行き届いていない点があるかもしれない。このため、この仕事を引き受けた」と説明した。