馬英九・総統が与野党に対して、異なる意見を棚上げにし、共に台湾の明るい未来のために突破口を見出すよう努力するよう呼びかけた。26日から開催される経済貿易国是会議の全国会議は28日に閉会した。参会者は、グローバル化の趨勢における台湾の経済発展策、および台湾による地域経済統合への参加と台湾海峡両岸の貿易経済政策について討議を行い、北部会議などの地区別会議で得た意見を報告としてまとめ、28日にそれを発表した。
馬・総統は28日午前、会議に出席し、あいさつを行い、過去一年あまり、台湾海峡両岸のサービス貿易協定が招いた誤解、およびそれが引き起こした紛争は、社会に対立と不安をもたらした。政府は経済貿易国是会議を通じて共通認識を得、社会の情熱を阻害ではなく、国家の進歩を促す動力に変えようとしていると説明した。
馬・総統は、経済貿易国是会議の終了に伴い、新たな挑戦も始まったと指摘、与野党に対して、意見の不一致を棚上げし、台湾の人たちの最大の福祉を念頭にいれ、経済貿易会議でまとめられた合意を基礎に、突破口を見出すよう、みなで一致団結して努力してこそ、台湾は活路を見出せるのだと強調した。
馬・総統は、「台湾は非常に厳しい状況に直面しているが、手に持つ資源が非常に限られている。われわれにはこれ以上対立し、闘争を繰り返していけない。躊躇する時間もない。みな一致団結して努力してこそ、台湾は活路を見出せるのだ。みなが経済貿易会議で得られたコンセンサスを基礎に、共にこの土地に住む人たちの最大の福祉を目指して努力するよう.」呼びかけた。
馬・総統はさらに、参会者は、自由化は台湾が必ず歩まなければならない道だということで合意に達したが、賃金の停滞、所得の分配の格差の拡大、青年の前途の不透明なども心配していると前置きし、参会者は台湾の貿易経済における苦境をよく理解しており、中国大陸とのサービス貿易協定の早期発効、および中国大陸との商品貿易交渉の早期妥結を支持していると共に、政府に対して、透明、かつ効果的な管理制度の構築も促していると述べた。それを受けて、馬・総統は、行政院に対して関連計画の作成、予算の編成、計画の着実な実施を指示した。