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馬・総統、墜落事故に「迅速な原因究明を」

  • 25 July, 2014
  • Editor
馬・総統、墜落事故に「迅速な原因究明を」
馬英九・総統が負傷者を見舞う

離島・澎湖での旅客機墜落事件について、馬英九・総統が迅速な原因究明を求めた。トランスアジア航空のGE222便は23日午後7時すぎ、澎湖の馬公空港での着陸に失敗、乗客54人、乗組員4人のうち48人が死亡した。負傷者のうち8人は台湾本島の病院に搬送され、8人のうち2人は台湾北部の二つの病院に入院している。

馬英九・総統は25日午後、衛生福利部の邱文達・部長、交通部の葉匡時・部長とともに、北部の二つの病院を訪れてけが人を見舞った。馬・総統は見舞った後で、「10歳の女の子は話はできなかったが、意識ははっきりしていて、怪我の状態も安定していた」と述べた。

台湾で前回、重大な飛行機事故が起きたのは12年前。馬・総統は、「今回の事故は大変残念だ。ずっと事故は起きていなかった。今回、我々は主管機関に飛行の安全に関する措置を強化するよう命じることしかできない。皆の努力の下、負傷者が一日も早く健康を取り戻し、犠牲者が安らかに眠ることができるよう願う。台湾がこれからずっと平安であるように」と話した。

馬・総統は、当面大切なのは、負傷者の治療、ならびに事故原因を解明して国民にきちんと知らせることだと述べ、原因の徹底的な究明を求めた。なお、事故原因については、台風10号が台湾を離れた直後で、飛行が妥当だったのかどうかに疑問が集まっている。これについて、交通部民用航空局は25日、墜落した7時6分の明確なデータは無いものの、7時のデータでは飛行の条件を満たしていたと説明、飛行自体が無茶なものだったとの見方に反論した。また、パイロットの疲労が激しかったのではとの見方については、勤務時間のデータはまだ入手しておらず、規定違反の事実があった場合はトランスアジア航空に罰金を科すと説明した。

また、民用航空局は、すでに二つのブラックボックスを回収しており、飛航安全調査委員会の解析結果がでるまで、事故原因を決め付けるべきではないと述べている。

犠牲者48人のうち33人の身元が確認され、15人はDNA鑑定が必要。国防部は25日午後から、輸送機を出動させ、遺体を台湾本島に搬送している。

なお、この事故を受けて、ローマ法王、フランシスコ1世はこのほど、台北の洪山川・枢機卿に電話で哀悼の意を伝えたほか、今回の事故で被害を受けたすべての人のため、そして犠牲者が安息を得られるよう祈ったということ。バチカン市国はヨーロッパで唯一、中華民国と正式な外交関係を保っている。

また、今回の犠牲者にはフランスからの交換留学生が二人含まれていた。EU欧州連合の政策執行機関である欧州委員会は24日、スポークスマンの名義で、今回の事故で犠牲になった人たちの家族に哀悼とお見舞いの意を示し、愛する人を失った人たちを慰め、負傷者には早期の回復を願うとするメッセージを明らかにした。

この他にもフランスの議員や団体が相次いで哀悼の意を表しており、中華民国のフランス駐在代表、呂慶龍・代表は中華民国政府を代表して各界に感謝した。

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