今年、台湾を訪れた海外の旅行者が延べ一千万人の大台を突破した。
海外から台湾を訪れる旅行者の数が12日、三年連続で延べ一千万人を突破した。今年の延べ一千万人目は、シンガポール国籍の23歳の女性、タンさんだった。家族と20日まで滞在予定だというタンさんは興奮を隠しきれず、食べたい台湾のグルメや行きたい場所を次々に挙げた。交通部観光局によると、タンさんには記念として、チャイナエアラインのエコノミークラスのペアチケット、台北、高雄、花蓮のホテルの宿泊券及びタイワンツキノワグマのグッズなどが送られたという。
中国大陸からの旅行者が大きく減少している中、一千万人の大台をキープしたことについて、交通部観光局は、これは政府による東南アジア、南アジア重視政策、新南向政策の戦略が功を奏したものだと指摘、北東アジアや欧米からの旅行者も成長していると述べた。
観光局の林坤源・主任秘書は、「中国大陸市場は半減したが、新南向政策は大成功している。特に条件付きでビザ免除措置となったベトナム、14日間のビザ免除措置のフィリピン、30日間のビザ免除措置であるタイと、ビザ緩和措置による後押しを受け、2倍に増えた。また、韓国など、北東アジアも好調だ。来週には延べ100万人を達成する。」と述べた。
林・主任秘書はそして、延べ一千万人の達成日は、昨年とわずか一日違いだけだとして、今年の目標は、昨年の延べ1,069万人並みだと指摘、もちろん新記録を期待すると述べた。
観光局の統計によると、観光による外貨収入は一昨年2015年、過去最高となる台湾元4589億元(日本円約1兆7345億円)に達したが、昨年は4322億元に減少した。今年は世界全体の観光支出落ち込みの影響を受けたが、4300億元には達すると見られている。