在来線・台湾鉄道の蘇澳駅(台湾北東部・宜蘭県)と、日本の銚子電鉄の友好姉妹鉄道関係による交流プランが注目を集めている。今年4月、蘇澳駅の関係者は日本の千葉県銚子市を訪問、双方は友好姉妹鉄道関係を結んだ。
2日午前、銚子市の越川信一市長率いる訪問団8人が蘇澳鎮役場と蘇澳駅を訪問、列車の運行状況や鉄道文化、蘇澳の美しい自然を参観した。そして、双方の具体的な観光面での効果を促進するため、銚子市の越川市長は、乗車駅か行く先のどちらかが「蘇澳」の切符を提示すれば、誰でも銚子電鉄の1日乗り放題切符、「弧廻手形」がプレゼントされるというサービスプランを実施すると宣言した。1日乗車券の「弧廻手形」は通常1枚700円で販売されている。
蘇澳鎮は台湾で唯一、軍港、商業港、そして漁港が一つになった場所で、鎮内の南方澳は台湾の三大漁港の一つ。さばの水揚げは台湾一の港。蘇澳鎮内には世界でも珍しい蘇澳冷泉がある。周辺は現在再整備が進められており、来年末には完成する予定だという。
蘇澳鎮の陳金麟・鎮長は、銚子市のビッグな贈り物に感謝するとともに、古い鉄道を復活させた銚子市の経験は参考になると指摘。蘇澳駅の蕭寀婷・駅長は、今回の銚子電鉄1日乗車券プレゼントプランは蘇澳駅を大いに励ますものだと感謝、双方の鉄道経営がますます活力と人気に満ちるようにと期待した。