製造業購買担当者指数PMIが景気の拡大を示す50ポイント以上の状況が過去最長となっている。中華経済研究院は1日、今年11月のPMIを発表した。11月は10月に比べて0.5ポイント下がったものの、57.2で、引き続き景気の拡大を示した。2012年7月に指数の発表を始めて以来最長、21カ月の景気拡大となっている。また、非製造業購買担当者指数NMIは10月に比べて0.4ポイント上昇し、53.4だった。NMIが景気拡大を示すのは9カ月連続。
中華経済研究院では、11月のPMIは10月に比べて若干下がったものの、製造業は依然として好調である他、PMI、NMIのいずれも景気のゆるやかな回復を示していると説明、製造業、非製造業は向こう半年間の景気についても比較的楽観的に見ていると分析した。
国家発展委員会が来年の経済成長率の目標を2.4%から2.6%としていることについて、中華経済研究院の呉中書・院長は、不確定要素はまだ多いと警戒。呉・院長によると、政府の「将来を見据えたインフラ建設計画」が民間投資を刺激するかどうか、企業が政府の呼びかけに応じて従業員の昇給に踏み切るかどうかなどがポイントで、成長率の目標が達成できるかどうかは内需にかかっているとの見方を示した。
一方、韓国の中央銀行が6年ぶりに利上げを行ったことについて、呉・院長は、台湾の景気回復は過熱してはいないとして、小幅な利上げで韓国に続くことを提案した。