日本の囲碁界で活躍する台湾出身の女流棋士、シェイ・イミン(謝依旻)六段が29日、第36期女流本因坊戦五番勝負の第五局で、藤沢里菜女流本因坊に黒番8目半勝ちし、対局成績3勝2敗で見事女流本因坊のタイトルを奪回した。シェイ・イミンさんは対局後、中盤はまずい碁だったが、終盤にチャンスがめぐってきたと説明、「全体的にきびしい戦いで自分はラッキーだった」と振り返った。
シェイ・イミンさんは日本の女流囲碁界で初めて、同時に5つのタイトルを保持する記録を作ったものの、藤沢里菜三段に女流本因坊と女流名人を相次いで奪われるなどして、タイトルは1つとなっていた。シェイ・イミンさんにとって女流本因坊獲得は8度目。獲得タイトルは通算で延べ27個となり、自身の持つ日本記録を塗り替えた。
シェイ・イミンさんは2011年から、女流本因坊、女流名人、女流棋聖の五連覇を達成、名誉女流本因坊、名誉女流名人、名誉女流棋聖の称号を得た。この称号は60歳となるか、引退しなければ名乗ることはできないが、日本の女流棋士で名誉称号の資格を持つのはシェイさんただ1人。