国家人権博物館は2010年10月22日、行政院により三級機関に指定され、台北市の景美及び台東県の離島・緑島にある人権文化パークの運営をしている。
立法院本会議は28日、人権による治国の理念を明確に打ち出すことを目的に、「国家人権博物館組織法」を可決した。三読会で通過した条文には、国家人権博物館は、権威主義時代の人権に関連する資料、歴史的史料、文物などの収蔵のほか、研究、展示、教育、普及を行うこと、また白色テロ緑島記念パーク、白色テロ景美記念パークでは、権威主義時代に誤ったことが行われた場所の保存、活性化、並びに現代の人権の理念の実践、普及の組織発展、国際交流並びに人権に関する歴史、文化の教育のサポートを行うことが定められた。
文化部は28日、準備に6年間近い月日をかけてきた国家人権博物館はまもなく正式に設立すると喜んだ。文化部の鄭麗君・部長は、立法院へ向かい、審査に参加した委員らに謝意を示した。鄭・部長は、「戒厳令解除から30週年となる12月10日の世界人権デーを前に、この法案を通過できたことは大きな意義がある」と述べた。鄭・部長はさらに行政院、特に人事行政総処が、三級機関による人権博物館設立を支持してくれたことに感謝、国家は現代社会が人権迫害の歴史に直面することを強く促し、過去を反省し、教訓を活かし、未来を切り開いていくと述べた。