中央選挙委員会(中選会)が、民間から提出された、第四原子力発電所に関する国民投票案を承認した。台湾北部・新北市でほぼ完成している第四原子力発電所は、今年春に起きた反対運動を受け、政府は密封保存を決定。将来、国民が稼働を望んだ場合にそれが可能な状態にしておくという。
中央選挙委員会は15日、委員会議を開催し、台湾環境保護連盟の高成炎氏をリーダーとして提出された、「あなたは台湾北部・新北市にある台湾電力の第四原発に燃料棒を装填し、試運転することに同意するかどうか」を主文とする国民投票案を審査した。
中央選挙委員会では、国民投票法の規定により、提案者数は直近の総統選挙の有権者の1000分の5以上でなければならないが、今回の国民投票案で提案に署名した人12万2000人のうち、条件を満たす人は12万1831人で、規定の9万432人を超えているとして、この案を承認した。中央選挙委員会ではこの結果を行政院に伝え、行政院が行政院国民投票審議委員会に送ることになると話している。
この国民投票が実施されるには、行政院国民投票審議委員会による内容審査と、直近の総統選挙の有権者の100分の5以上、約90万人あまりの署名が必要になる。