台湾南部・台南市や北部の新竹で水不足が懸念されている。経済部水利署が17日午前に発表した統計では、台湾の主要なダムの貯水率は6割から9割でほぼ安定した状態にある。しかし、新竹県の宝山第二ダムと南部の曽文ダムの貯水率はいずれも約55%にとどまっている。
水利署では、このところ東北の季節風がもたらした雨が降ったのはほとんどが台湾の北東部だったことに加えて、台南地区では先ごろの台風以降は降雨があまり期待できないとして、台南地区の給水シグナルを、若干きびしいことを示す緑色信号に変更したことを明らかにした。
水利署によれば、台南市と中南部の嘉義県にまたがる嘉南農田水利会はすでに今年の秋と冬の一部の統一灌漑の停止を発表しており、必要ならば農家自らが水を調達することになっている。
一方、同じく給水シグナルが緑色となっている新竹地区では、まだそれほど深刻ではないものの、過去数ヶ月の降水量が大変少なく、水利署では、来年の第一期の稲作のための灌漑用水を考慮した場合、前倒しで警戒を高めておくと説明している。