米国議会が軍事演習に台湾を招くよう呼びかけたことに総統府が感謝した。米国議会の諮問機関、米国・中国大陸経済安全保障調査委員会(USCC)は15日、今年度の報告書を公表し、米国政府が米国主導の二者間、もしくは多角的な軍事演習に台湾を招く、もしくは少なくともオブザーバーとして参加させるよう提言した。この軍事演習では太平洋軍による「リムパック」、空戦軍事演習の「レッドフラッグ」、そしてサイバー攻撃への準備能力を整えるための演習、「サイバーストーム」なども対象となる。
報告書では、これにより台湾の防衛力強化をサポートし、台湾が地域、そして世界の安全保障のために貢献できる機会を拡大すると共に、中国大陸が国際社会における台湾の活動空間を制限しようとする意図に対抗するとしている。
これに対し、総統府の林鶴明・報道官は16日午前、総統府はUSCCが長期にわたって台湾及びアジア太平洋地域の安全保障に関心を寄せていることに感謝すると述べた。そして、台湾は引き続き米国と緊密な意思の疎通と協力に努め、二者間の全体的な関係を強化すると指摘、台湾と米国のより健全な関係は地域の平和と安定に寄与するはずだと強調した。