中華民国台湾の韓国駐在代表として赴任する、石定氏が、韓国との速やかな、経済協力協定締結を目指すとしている。
外交部は15日、韓国における中華民国大使にあたる韓国駐在代表として赴任する石定・前外交部次長と、新たに外交部次長に就任した高振群・前アメリカ駐在副代表の歓送迎会を兼ねた茶話会を開いた。
かつて、中華民国の韓国における大使館に相当する、駐韓国代表処で秘書をつとめた石定氏は、「中華民国と韓国の関係は非常に長い。そして、現在両国の経済、韓国、文化交流は過去よりもさらに密接となっている」として、自身が再び韓国に赴任することは、両国の関係にとっても新たなスタートだと強調した。
石定氏は、台湾海峡両岸のECFA(海峡両岸経済合作枠組協議)締結によって、グレーターチャイナ地区の経済力をひしひしと感じた韓国は、中国大陸と自由貿易協定交渉を行う一方で、台湾との協力関係も希望していると説明、着任後の目標について石定氏は、「韓国とのECA(経済協力協定)をできる限り早く締結する事。また韓国と協力し、できるだけ早くTPP(環太平洋パートナーシップ協定)とRCEP(東アジア地域包括的経済連携)に参加する事が韓国における中心となる課題だ」と述べた。
石定・氏はまた、韓国に住む多くの華僑同胞が、中華民国台湾の戸籍に登録されておらず、結果、中華民国のパスポートをもっていながら、ビザ免除措置の待遇を受けられない問題について、協議を継続して速やかに状況を改善したいとしている。