蔡英文・総統は8日、ハイチ共和国のユーリ・ラトルチュ上院議長の表敬訪問を受けた。ハイチは台湾の国交国の一つだ。
蔡・総統は会見の中で、台湾とハイチの関係は非常に緊密だと指摘し、「台湾とハイチは60年以上の友好関係を続けており、双方のパートナーシップは強固なものがある。将来、引き続き交流を強化し、各種の協力計画を通じて両国のパートナー関係を強化することを希望している。同時に、我々はハイチのジョブネル・モイーズ大統領が台湾を訪問することを期待している」と語った。
蔡・総統は、「台湾とハイチの間では、経済・貿易の交流のほか、近年ではインフラ建設、農業、教育、公共衛生・医療などの分野の協力で、大きな成果を上げている」と指摘した。
また、蔡・総統は、ハイチが長年、台湾の国連や国際民間航空機関などの国際組織への加盟を支援してきたこと、モイーズ大統領が今年9月の国連総会で、台湾のために自ら発言を行ったことに感謝を表明した。
カリブ海諸国の一つであるハイチ共和国は、1956年に中華民国と国交を結び、今年で61年になる。ハイチ政府に財政難が発生した際、台湾駐在大使館を含む在外公館の人員を大幅に削減したことがある。その後の台湾駐在大使館は存続しているが、中国大陸が盛んにハイチと接触を繰り返しており、台湾とハイチの国交関係の行方が注目されている。