行政院の頼清徳・院長は、産業用水の供給不足を改善するため、水の供給を充実させるための4項目の対策を発表した。頼・院長は7日、記者会見を開き、水の供給の不足を改善するため、水源開発、節水、給水の地域連携の効率化、水の貯蔵の4つの分野から対応策を実施すると明らかにした。
頼・院長は、「現在、台湾は産業用の水の需要が増加を続けているが、水の利用効率が低く、地域間で水源が不均衡な状況が続いており、貯蔵施設が不足している。このため、行政院としては、この4つの分野から、対策を進める」と語った。
そのうち、水源開発では、ダム、人工湖の新設、工業団地、ハイテク工業パークでの再生水利用の促進を行い、年間19億トン、1日平均520トンの新たな水源を、2031年までに開発する。
また、給水管の水漏れ率を、2020年までに14.25%、2031年までには10%に引き下げる。特に水の使用量が急速に増加している台湾南部では、2022年までに10%にまで引き下げる。
頼・院長は、「水道の水漏れの減少を加速する。2031年には10%にまで低下させる。台湾南部は水の需求が比較的に多いため、水漏れの比率は10%以下に引き下げる必要がある」との見方を示した。
節水については、農業用水の利用効率を高め、コメの一期作の転作、節水栽培技術の普及を進めると共に、工業用水の循環利用を奨励する。給水の地域連携については、各地区の間で水の調達をよりスムーズに行うことができる水路の建設を加速する。
頼・行政院長は、「将来を見据えたインフラ建設計画」の予算を利用してこうした大型計画を執行すると共に、必要があれば中央政府予算から支援することも可能だと表明した。