呉敦義・国民党主席が両岸の平和を強く願ったのに対し、頼清徳・行政院長が確実に取り組んでいく考えを示した。行政院の頼清徳・院長は3日午前、最大野党・国民党の呉敦義・主席を訪ね、1時間15分にわたって会談、その後そろって会談の内容を説明した。呉敦義氏は馬英九・前総統の下で副総統、行政院長を務めた。
頼・行政院長は、かつて行政院長を務めた呉敦義氏に教えを請いにやってきたと説明、また、呉敦義氏が行政院長を務めていた時期、台湾南部・台南市を強くサポートしてくれたとして感謝した。
呉・国民党主席は、所属政党は異なるものの、頼・行政院長とは共通の理念があるとして、それは「台湾がよくなること、中華民国がよくなること、台湾海峡両岸関係が平和的かつ安定して発展すること、人々に幸福をもたらし、経済の繁栄を実現し、公平で富の行き渡る社会を作ること」だと強調した。
頼・行政院長によると、呉敦義氏は、「政務は公のためであり、私利私欲なく進め、党派を超えて行ってこそ成功する」とアドバイスした。また、呉敦義氏は両岸関係にも触れ、平和の実現に努力すべきであり、それは台湾、中国大陸、地域の平和のいずれにもプラスだと告げたという。
頼・行政院長は、「呉・前副総統は、『両岸は平和を追求すべきであり、両岸関係が安定して発展するならば、台湾のみならず、中国大陸、地域の平和にも助けになる』と話した。呉・前副総統のいくつかのアドバイスに大変感謝する。行政院としても確実に取り組んでいく。そして国家が進歩を続けられるよう希望する」と述べた。