蔡英文・総統が、太平洋地域とパートナーの関係を築くと強調した。蔡英文・総統は現在、太平洋に位置する友好国のうち、マーシャル諸島、ツバル、ソロモン諸島の3カ国を歴訪している。往路では米国のハワイでトランジットし、現地時間の28日正午には現地の華僑同胞を招いて昼食をともにした。
昼食会の挨拶の中で蔡・総統は、米国の対台湾窓口機関、AIT米国在台湾協会のモリアーティ理事長、及びハワイ選出の国会議員らが出席してくれたことに感謝した。蔡・総統は、台湾と米国との関係はかつてなかったほど強固で、台湾は地域の安全保障、投資、貿易などの分野で米国と引き続き協力するとして、台湾が常に米国が最も信頼できるパートナーであることを強調した。
蔡・総統は、今回の外遊は台湾の人々が世界に歩みだそうとする意志を携えての訪問だとし、太平洋地域の友人たちといっそう緊密なパートナーシップを築き、地域の繁栄と持続可能な発展をともに実現できるよう望む立場を示した。蔡・総統は、「オーストロネシア語族の文化的交流の上で、ハワイは台湾の原住民族がしばしば見習う対象だ。我々はこれまでの協力関係を基礎に、国連の持続可能な開発目標の精神に基づき、米国、そして太平洋の国々とより密接、かつこれまで以上に全面的なパートナーの関係を結びたい」と述べた。
蔡・総統は午前にはAITのモリアーティ理事長と会談。席上、モリアーティ理事長は、中共の軍事予算がここ数年は毎年二桁成長を維持していることに触れ、台湾海峡の軍事バランスが崩れることに注意するよう求めた。国家安全会議の蔡明彦・副秘書長は蔡・総統の言葉として、「今後わが国の国防予算は毎年最低でも2%ずつ増やしていく。また別途、武器購入計画が持ち上がったならばさらに1%増やす。だから国防予算は毎年3%増やすことになる。大型の武器購入計画が実現するなら特別予算で対応する」と述べた。