フィリピンで展開する台湾企業の団体、フィリピン台湾企業総会は13日、台湾産の白米40トンを、フィリピン・ブラカン州の社会的な立場の弱い人たちに寄付した。ブラカン州の関係者は台湾の人たちの思いやりに大いに感謝、白米を受け取った人たちも、「市場で売っている米より品質がいい」と喜んだ。
この白米は一袋10キロで、袋には、「ラブ・フローム・タイワン」と印刷されている。ブラカン州政府の体育館だけで、2000人が一袋ずつ持って帰っていったということ。
フィリピン台湾企業総会は今年、行政院農業委員会に200トンの白米をこうした寄付のために申請、そのうち160トンは6月末に、昨年11月の台風被災地に提供した。
中華民国政府は2011年から、現地の台湾企業の申請にあわせてフィリピンに白米を寄贈しており、これまでに1000トンが寄贈された。フィリピンの下院では、2012年5月30日に、「台湾の人道的な援助に感謝する」内容の決議を採択している。
一方、南太平洋に位置する友好国、キリバスでは11日、中華民国台湾の援助で建設された、台湾医療衛生センターがオープンした。台湾の馬偕記念病院は7年前から政府の計画に協力、現地のニーズに応じてさまざまな医師団を派遣してキリバスで無料の診療を行っている。これまでにキリバスから少なくとも72人がこうした診療を経て、台湾で神経外科や心臓外科、産婦人科の手術を受けている。
今回オープンした台湾医療衛生センターは、中華民国がキリバスで進める台湾医療プロジェクト5ヵ年計画の柱となるもので、このセンターでは伝染病以外の疾病に関する衛生教育の宣伝、医療人員の訓練、関連のデータの整理と分析、患者の転院作業などの業務を行うことになる。