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ラッセル前国務次官補、総統を表敬訪問

  • 24 October, 2017
  • Editor
ラッセル前国務次官補、総統を表敬訪問
台湾犠牲に中共との関係改善なし

蔡英文・総統が24日、アメリカ国務省の東アジア・太平洋担当、ダニエル・ラッセル前国務次官補の表敬訪問を受けた。蔡・総統はラッセル氏に歓迎の意を示すと共に、氏のこれまでの台湾への支持に感謝した。蔡・総統は、ラッセル氏は在任中、台湾とアメリカとの強固な協力関係の構築に尽力し、特に地域の安全、経済貿易、国際社会への台湾の参与、国防などの面で特に貢献が大きいと賞賛、ラッセル氏の努力により、台湾、およびこの地域の安全が守られ、繁栄につながっていると述べた。

初めて台湾を訪れたラッセル氏は24日、台北市内の国立政治大学で講演を行った。ラッセル氏は、アメリカの一貫した立場は、台湾海峡両岸が和平的に台湾の地位に関する問題を解決することであり、またそれは、両岸の人々が受け入れられる形でなくてはならないと述べた。また、アメリカは、両岸の現状を一方が変えようとする行動に反対しており、アメリカは両岸関係の改善を期待するが、それは両岸の人々が受け入れられるスピード、かつ範囲内でなくてはならないと述べた。

ラッセル氏はまた、アメリカは、北京当局と台湾の間に立って調整することはないと強調、最終的には、双方の人々が粘り強く、創意工夫、柔軟性そして効果的な意思の疎通を図ることで、両岸関係の問題、そして考えの隔たりを解消していかなければならない、との見方を示した。

ラッセル氏はさらに、この数年、中国大陸が、指導者である習近平氏のリーダーシップのもと、経済は成長を続け、地域並びに世界においてその存在感を高めていると指摘、北京当局にとって、アメリカとの外交政策の重要性が増していることは理解できると述べた。その上で、この点が台湾にとっての脅威となるかという問いに対しては、アメリカと台湾の共同利益、そして民主、人権といった共通の価値、制度のつながり、人々の往来は非常に強固だと指摘、アメリカは台湾を犠牲にして、中国大陸との関係改善を図ることはないと強調した。

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