蔡英文・総統が、ドミニカ共和国の大統領の訪台を要請した。蔡英文・総統は23日午前、総統府で、ドミニカ共和国の国防大臣による表敬訪問を受けた。この国防大臣はかつて台湾で行われた軍事交流に参加したことがある他、ドミニカ共和国のダニーロ・メディナ大統領の信頼が厚いことで知られる。また、国防大臣就任後、台湾とドミニカ共和国の軍事協力の強化に努めてきた。中華民国の馮世寛・国防部長も今年8月にドミニカ共和国を訪問し、司令クラスの人員の相互訪問や軍事教育交流などで踏み込んだ意見交換を行った。さらに李喜明・参謀総長も11月に、「中米合同軍事会議」に参加し、ドミニカ共和国も訪問する予定。
蔡・総統は、昨年、メディナ大統領の就任式に陳建仁・副総統が出席した際、熱烈な歓迎を受けたことに触れた上で、メディナ大統領の中華民国訪問を要請した。蔡・総統は、「こうした交流には両国軍部の深い友情を表れている。また、双方の軍事面での関係が実質的かつ前向きな発展をしていると感じる。どうかメディナ大統領に、中華民国台湾からのあいさつと、訪問要請を伝えてほしい。メディナ大統領がやってきて、両国の交流をいっそう深めてくれることを我々は心から歓迎する」と述べた。
ドミニカ共和国との関係については先週、危機が伝えられ、外交部の次長が急遽同国に向かう事態となったが、その後の状況について政府はコメントしていない。