蔡英文・総統が28日より、中華民国と正式な外交関係を持ち、太平洋に位置するマーシャル諸島、ツバル、ソロモン諸島を訪問する。外交部が13日に発表したところによると、蔡・総統率いる代表団は28日午後に出発、30日午後にマーシャル諸島に到着、11月1日早朝にはツバルに入り、夜にはソロモン諸島に移動。ソロモン諸島で2泊して11月4日夕方に帰国する。
往路と帰路でのトランジット先として、米国のハワイ、グアム島が考えられるが、外交部の李大維・部長は来週16日か17日に明らかにするとしている。
なお、14日に台北市内で行われたアジア太平洋地域のシンクタンク代表者によるフォーラムに出席した、米国のダグラス・パール氏は、中国大陸は機会があればただちに中華民国台湾の国交樹立国を奪おうとすると指摘し、こうした状況の改善を望む立場を示した。パール氏はかつて、米国の対台湾窓口機関、米国在台湾協会(AIT)台北事務所所長を務め、現在は米国のカーネギー国際平和財団でアジア地域を担当している。
パール氏の指摘に対し、李大維・外交部長は14日、中国大陸側が中華民国の国交樹立国を奪おうとする危険性は常にあり、外交部もそれを想定して対応できる態勢を整えていると説明した。