行政院主計総処は6日、9月の消費者物価指数(CPI)を発表した。9月は8月と増減なしで、前年同月比0.5%上昇と、3ヶ月連続で1%を下回った。主計処では、今年は天候が安定しており、物価は穏やかな上昇となっている、と分析している。
主計総処は9月の0.5%の上昇について、食品のうち、水産品、乳製品、肉類の価格、さらにガス、石油、医療費、タバコ代などが上昇したが、果物、野菜、卵類、そして通信費、家庭用電化製品の価格は下落し上昇分を相殺したと説明、このうち、果物と野菜は昨年台風の影響を受け、ベースが高かったことから、それぞれ13.17%、2.73%の下落となった。
主計処総合統計処の梅家瑗・副処長は、「9月も終わり、台風の来襲する季節は過ぎ去った。第4四半期、天候に大きな変動がないかぎり、今年のCPIは、予測の0.66%よりも低くなるだろう」と述べた。
また、行政院物価安定チームが監視している17種の生活必需品は、前年同月比で1.83%上昇した。このうち、パンは4.52%上昇で、上昇幅はこの26カ月で最高となったほか、バス用品は3.89%上昇で、この59ヶ月で最高となった。一方、鶏卵は14.79%下落した。これは、殺虫剤「フィプロニル」検出による影響で、今年3月以来2番めに低くなった。