台湾で広く信仰される道教の海の女神、媽祖さまのご本尊による台湾巡礼が台湾の最初の媽祖廟とされる奉天宮に到着した。媽祖さまは中国大陸・福建省泉州の湄洲島が故郷だとされ、そこの媽祖さまがご本尊とされている。
このほど、1997年1月に続く、20年ぶりの台湾巡礼が実現、2日には台湾中南部・嘉義県新港にある媽祖廟、奉天宮に到着した。奉天宮は、世界的に知られる台中市大甲鎮瀾宮の媽祖さまの巡礼の目的地であるなど、台湾最初とされる由緒ある媽祖廟。この日は午後3時、奉天宮から神輿が町外れに出発し、湄洲の媽祖さまを出迎えた。出迎えの団体は20以上で、1000人を超える信者が集まった。奉天宮で一晩過ごすことになり、奉天宮側では夜間も扉を閉めず、信者の参拝を受け付けるとしている。
湄洲の媽祖さまは9月23日に台湾に到着、台湾北部の新北市板橋区をはじめ、台北市、基隆市、中部の雲林県、中南部の嘉義県、中部の台中市などを回って、10月9日に台中港から湄洲島に戻ることになっている。なお、台湾最初の媽祖廟は台湾中部・雲林県北港の朝天宮という説も。